小さな恋のメロディ。。。
NHKで「小さな恋のメロディ」が流れていた。
何回も観た大好きな映画だ。
高校2年の初夏。
隣のクラスの女の子と初めて観た映画が「小さな恋のメロディ」
隣町の小さな映画館。
隣に座る彼女の腕が触れるたび、おれは腕が触れないようにしたっけ・・・
「私はトムって男の子がかっこよかったな。。。」
「○○君はトレイシーハイドが好きなの・・?」
「それほどじゃないかな・・・」
おれは素直にかわいいとは言えなかった。
なんか彼女に悪い気がして・・・
彼女とはよく放課後、教室に残って話をしていた。
授業のこと、部活のこと、友だちのこと・・・etc
窓際に座って話す彼女が、眩しく写った初夏の季節。
「小さな恋のメロディ」・・・
「メロディフェア」 「若葉のころ」 「ティーチ・ユア・チルドレン」
映画で使われた曲も爽やかだ。
この映画は何回見ても当時の自分を思い出してしまう。
プラトニックな恋に憧れていたのかな?
夏休みが長く感じたあの頃
過ぎてしまえば淡くて美しい思い出。
少年期が過ぎ去るのあの頃・・・
好きな女の子と歩いた放課後の帰り道。
髪をかきあげる彼女は、少し大人っぽく見えた。
小さな恋のメロディ・・・
メロディと彼女が重なってしまうことに気がついた。
それは映画の中の主人公に自分を反映させたかったのかもしれない。
でも時として、あの頃の自分に戻ってもいいかも知れない。
プラトニックな自分に戻ってもいいかも知れない
by msn2006
hiro